今日はエリア選定編ということで、ターゲットエリア選定について解説します。
ターゲットエリアをミスしてしまうと、全く儲からなくなってしまうので、ここも外せないポイントです!
まずはどういった軸でエリアを選定するかが大切です。
私のお勧めは、『郊外・地方エリア』という軸でターゲットを絞ることです。
私の肌感ではありますが、都心エリアは、競合スペースが多い・賃料が高いの2点でターゲットから外しています。
そもそも貸し会議室は、単価が安いので、賃料が高いと利益が出ません。
但し、パーティースペースは単価がまだ高いので都心エリアでもいけるかと思います。
以上より、私は比較的賃料が安く、競合他社が少ない『郊外・地方エリア』をターゲットに物件を拡大しています。
では具体的にどのような選定基準でエリアを選定しているのか。
私が見ている指標は主に以下2点です。
・競合レンタルスペースの稼働状況
駅の乗降者数/レンタルスペースの数
駅で降りる人が多いほど、レンタルスペースを利用してもらう可能性は高くなるので、駅の乗降者数は大事な指標です。
然しながら駅の乗降者数が多いエリアは競合となるレンタルスペースの数は多いです。
例えば、新宿駅の乗降者数は77万人/日、スペースマーケットに掲載されている新宿駅のスペース数は622件なので、単純に割ると、1,237人/件です。
一方、武蔵小杉駅の乗降者数は、12万人/日、スペースマーケットに掲載されているスペース数は14件なので、8,571人/件なので、武蔵小杉駅の方が狙い目なのではと私は考えます。
競合レンタルスペースの稼働状況
もう1点見るべきポイントは、競合スペースの稼働状況です。
これはスペースマーケットはじめ、他のポータルサイトでも予約状況は見れますので、稼働率と利用料金は確認してください。
稼働率が良くても相場より利用料金が安いと、利益を確保するのは難しくなってくるので要注意です!
その他注目したいポイント。
・駅周辺のカフェの混雑状況
→商談や作業等でカフェを利用する人も多く、レンスペ利用に繋がる可能性
・駅周辺の開発状況(商業施設や大規模マンション開発、本社移転等)
→駅の乗降者数増加につながる可能性
以上、エリア選定編でした。
次回は私が個人的に注目エリアだと考えている具体的なエリアについてご紹介します🎵