記事ご参照頂きありがとうございます💘
郊外・地方ににレンタルスペースを展開するMICHIです。
〇横浜在住、専業主婦、30代
〇元々は金融関係で働いていましたが現在は専業主婦
〇2019年12月にレンタルスペース第1号をオープン。現在、郊外・地方を中心に6店舗まで伸ばす。
〇ブログではレンタルスペース投資を中心に副業や投資に繋がる情報を発信中
<レンタルスペース投資の実績(今年)>
売上高637万円、利益77万円(2021年9月末)
レンタルスペース投資って初めて聞いたワン!
低リスクで始められる投資として、ここ最近注目されているのよ💘
この記事では、最近注目されているレンタルスペース投資について解説していきます。
そもそもレンタルスペースとは、テレワーク需要の高まりもあり最近注目されているシェアリングサービスのひとつとです。
レンタルスペースの概要からレンタルスペース投資の仕組みまで詳細に解説しています。
ここまで詳細にレンタルスペースのことを解説している記事も少ないと思います💘
この記事は、スペースマーケットの重松CEOからも太鼓判を頂いた内容ですので、読んで損はないと思います(その日はご反応頂いたことに感激して寝れませんでした笑)
是非参考にしてください!
レンタルスペースについて
レンタルスペース概要
まずはレンタルスペースについて説明します。
レンタルスペースとは、個人や法人が所有又は借りている物件(マンション一室や店舗の一部等)を専用のプラットフォームを通じて時間借りするサービスのことです。
下記をご参照下さい。
上図のように利用者は、全国のレンタル可能なスペースを掲載しているプラットフォームを通じ、貸主からスペースを借りて、利用時間に応じて利用料金を支払います。
レンタルスペースの用途は様々
最大手のプラットフォームであるSpaceMarketでは、現在13,000件以上のレンタルスペースの掲載があります。
利用用途は、会議・パーティー・撮影等、様々です。エリアによっても利用用途の傾向は変わってきます。
例えば、オフィス街近くの品川や五反田付近では会議や商談等のビジネス関連での用途が多いのに対して、渋谷や新宿は友達と集まるパーティーやセミナー用途が多いです。
最近では、テレワーク推進による在宅勤務の増加を受け、テレワークで仕事をする人やWEB方式の面談会場での用途も増えてきました。
レンタルスペース市場は増加傾向
一般社団法人シェアリングエコノミー協会等による調査によると、レンタルスペースに関連する国内シェアリングエコノミーサービス市場規模は、2018年度1兆8,874億円と推計され、現状ペースで成長した場合は、2030年度に5兆7,589億円と予測されているとのことです。
今や国内にあふれるモノはシェアする時代となっておりますが、モノだけではなく不動産もシェアされる時代です。
今後もレンタルスペースは益々注目される市場になるでしょう。
レンタルスペース投資について
レンタルスペース投資概要
次に本題であるレンタルスペース投資について説明します。
レンタルスペース投資とは、スペースを貸す側となり利用者から時間貸しによる不動産収入を得る投資手段です。
下図の点線で囲ったイメージです。
既に物件を所有している人はスペースの一部をレンタルスペース用に貸し出しても良いですし、新たに物件を借りてレンタルスペース投資を始めるのもありです!!
でも不動産投資って初期投資で結構お金かかるんじゃないの!?と思う方いらっしゃるのではと思いますが、初期投資は50万円ほどで始められます。
レンタルスペース投資は、低リスク、低コスト、早期に利益を得やすいという3つのメリットがあることが分かりました。
今回は、新たに物件を借りてレンタルスペース投資を行う場合について解説していきます!!
レンタルスペース投資のメリット
初期投資が安い
不動産投資というと、何千万円という不動産を銀行から借入をして購入するイメージだと思いますが、レンタルスペース投資は不動産を購入する必要がありません。
不動産を借りれば良いんです!!
初期投資は50万円から100万円未満で始められます。
リスクが低い
上記の通り初期投資が安く済むので撤退した場合のダメージが少ないです。
又、物件を借りてるだけなので基本的には賃貸契約を解約すれば良いわけなので撤退しやすいのも特徴的です。
通常の不動産投資は不動産処分による多額の損が出たり時間がかかったりしてしまいますが、レンタルスペース投資はそう言ったことがありません。
比較的早くから利益を得やすい
立地さえ間違わなければそれなりの需要があります。
先程もご説明しましたが、レンタルスペースに関連した市場規模は増加傾向にあり、利用者は様々な用途で利用して頂けます。
私のレンタルスペースの場合、3カ月目から黒字化しました。
レンタルスペース投資のデメリット
物件を探すのが難しい
レンタルスペース投資の一番の肝は立地条件です。
ターゲットを選定してどのような用途のスペースをどこで行うが非常に重要となってきます。
この選定を間違うと全く儲からないスペースとなってしまいます。
私も立地の選定は結構苦労しました。
又、いざ見つかったと思っても、レンタルスペースの用途で借りられないことが多いのも難点です。世の中で募集している賃貸物件の殆どは居住を目的としているので、不特定多数の利用を前提とした物件が少ないのが実情です。
たいていの仲介業者はレンタルスペース用の物件と言っただけで難色を示します。
ただコツさえ掴めばちゃんと見つかります! 物件選びのコツについては後ほど紹介します。
収入が不安定
レンタルスペース投資は不特定多数の利用者からの不動産収入を得る投資手段ですので、一般的な不動産投資と比べると収入が安定しません。
又、毎月の固定費(家賃等)が発生するので、月によっては赤字が発生する可能性もあります。立地と固定客の定着が鍵になります。
以上、レンタルスペース投資についてでした!
次はレンタルスペース投資の始め方についてより実務的な点も含め紹介していきます!
レンタルスペース投資を始める手順
ステップ① 物件を探す
ステップ①さえ間違わなければ、あなたのレンタルスペース投資は成功ですと言っても過言ではないです!!私はここでとても苦労して挫折しました笑
レンタルスペース用の物件はマンションやアパートの一室を借りるのが一般的だと思います。既に物件を所有している人はステップ①は飛ばしてください。
ここでの大きな壁は2つあります。
レンタルスペースの用途を決めて、立地の候補を選定
前述の通り、レンタルスペースは様々な用途があり、用途によって利用者のターゲットや場所が変わってきます!!
ここを間違うとレンタルスペース投資は失敗します。
ご参考に用途とターゲット、場所の例をまとめてみました!
会議室
ターゲット ビジネスマン
場所 ビジネス街
初期投資 比較的安い(約50万円〜)
レンタルスペースの中で最も多い用途です。
設備も至ってシンプルで初期投資も安く始められるので初心者の方はオススメです。
ただ単価は安い傾向にあるので他の用途に比べると売上は低いです。私が運営しているのは会議室です。
パーティールーム
ターゲット 若年層や主婦等
場所 ターミナル駅
初期投資 高い
女子会やパーティー向けのスペースです。お洒落なインテリアや設備を充実させることが必要なため初期投資は高めです。但し単価は高いので売上は高くなる傾向にあります。
レンタルスタジオ
ターゲット 女性(特に主婦)
場所 ターミナル駅や住宅街
初期投資 高い
ほとんどがダンススタジオです。初期投資は内装に費用がかかるため高い傾向にあります。但し、リピートが得られやすいのと競合他社が少ないので大きく売上が見込めます。
撮影スペース
ターゲット テレビ業界関係、個人撮影家、コスプレーヤー、ユーチューバー
場所 ターミナル駅や郊外、田舎
初期投資 様々
ロケやテレビ・コスプレ撮影等のスペースです。場所は様々で、中には田舎の古民家や空き家なんかを撮影スペースとして貸し出してるところもあるようです。
一度名が広がると爆発的に売上が増えるのが特徴です。
不動産業者に相談
ここは私が大きくつまずいた所です。だいたいの立地候補が見つかったら不動産屋に相談しましょう!!
不動産屋は世の中に溢れていますので、インターネット等で探せばすぐ見つかると思います。
然し、レンタルスペース投資で貸してくれる部屋はとても少ないです。私もかなりの不動産屋に当たりましたが全滅でした。
一般の賃貸物件は居住を前提にしているので、不特定多数の人が部屋を利用することは想定してないのです。
又、レンタルスペースは、まだ認知度もそこまで高くないので不動産屋によっては又貸しと捉えられてしまいます。
オーナーにとっても不特定多数の人が利用されるのはリスクですし、マンションの管理組合で禁止されているケースもあります。
じゃぁどうやって探せば良いの?以下がうまく探すポイントです。
事務所利用可能物件を探す
あくまでも私の感覚ですが、居住用の物件はかなりハードルが高いです。
事務所利用可能物件ならば、大人数の利用を想定しているため、居住用よりかはハードルが下がります。
地元の不動産業者に相談
これも私の感覚ですが、大手よりかは地元の地域密着の不動産業者の方が親身に相談に乗ってくれます。
地元の業者はオーナーの物件を直接管理している場合が多かったり、オーナーとのリレーションが強いのでオーナーの意向を比較的すぐに確認してくれます。
大手はオーナーに確認する前に断られるケースが多かったです。
レンタルスペース投資可能物件を専門に扱っている業者を見つける
ネットで検索するとレンタルスペース投資可能物件を専門に扱っている業者もあるのでそこに相談するのも良いと思います。
又、コロナの影響で民泊を撤退するケースも増えているので、撤退した物件をレンタルスペース用物件としてターゲットにするのもアリかもしれません。
ステップ② 設備を揃える
物件が見つかったら次は設備を整えましょう。これも用途によって揃えるものは様々です。
もし何を揃えれば良いか分からない場合は、ぜひ実際にレンタルスペースを借りて何を用意しているか見てみましょう!!
ご参考に私が運営しているレンタルスペースの設備例を載せます。
私が運営しているレンタルスペースの設備一覧
私のレンタルスペースの備品代は約30万円です。
貸し会議室の場合は、机、椅子、ホワイトボードが最低限あれば出来ると思います。但しプロジェクターとWi-Fi設備はあった方が良いと思います。
ステップ③ プラットフォームに掲載
自分のレンタルスペースを利用してもらうためには、既存のプラットフォームに掲載するのが一般的です。自らの部屋の写真と説明文をプラットフォームに掲載しましょう。
有名どころは、スペースマーケット、スペイシー、インスタベースがあります。掲載料は無料ですが、予約が入った場合、収入の30%〜35%の手数料が発生します。
ステップ④ 代行業者を選定(必要に応じて)
ステップ③までをやって、晴れてレンタルスペース投資スタートです!!
スタート後は、予約受付、部屋の清掃、照会対応等が通常業務として発生します。
これは自分でやっても良いですが、全てを代行してやってくれる業者があるので必要に応じて依頼を行います。私の場合は約1万円/月で代行してます。
以上、レンタルスペース投資をやるまでの一般的な手順を説明しました。
結構手間がかかるなと思っている方、いらっしゃいませんか!?
私はそう思ってました。
実は私、ステップ①から全てをアウトソーシングしてるんです。次は実践編として、私がやってきたレンタルスペース投資の始め方を紹介致します!!
レンタルスペース投資実践編
レンタルスペース投資は全てアウトソーシング出来る!!
実は私が3でご説明した、ステップ①物件を借りる→ステップ②設備を揃える→ステップ③ プラットフォームに掲載するの全てを私の場合、アウトソーシングしております。
コストこそ掛かりますが、レンタルスペース投資をサポート且つ代行してくれる業者がありますので、私は一括して全てをやって貰って貰いました。
初めは立地等の選定で失敗したくなかったのと、中々自分では物件が見つからずに業者に依頼することにしました。
全てアウトソーシングする場合の初期費用は以下を参考にして下さい。
上記に加え、不動産の仲介手数料・保証料等を加えると約80万円の初期投資がかかります。
少し初期費用が嵩んでしまいますが、第一号は極力アウトソーシングしながらレンタルスペース投資を学び、徐々に自分で出来る範囲を広げていきたいと考えました。
初めは貸し会議室からスタート
私が運用しているレンタルスペースは貸し会議室になります。
貸し会議室は初期費用も安くシンプルな設備で出来るので参入障壁が低いと考えたからです。
貸し会議室を運営してみての感想ですが、ビジネスマンの利用以外に様々な用途で使ってもらえることが分かりました。
例えばパーティーやセミナー会場、ボードゲーム、WEB面接会場、テレワーク等です。極力シンプルな部屋にしたのがかえって使い勝手が良かったからかもしれません。
単価は低いですが、高い稼働率でカバー出来ています!
エレベーター無しの4階の部屋で家賃を安く
私の運営するレンタルスペースは利用料金が安く設備が充実している部屋を売りにしています。
そのため駅からは徒歩5分ですが、エレベーター無しの4階に位置してます。それでもコスパが良いと利用者は使ってくれています。
このように何を強みにして差をつければ良いかを明確にするのが利用者獲得の鍵です。
レンタルスペース利用者は毎日その部屋を利用するわけではないので、多少階段を登ることはあっても料金が安ければ利用してくれるのです。
まとめ
以上、レンタルスペース投資について説明して参りました!
レンタルスペース投資は不動産投資の第一歩としては低コストで比較的ハードルが低いので、不動産投資に興味がある方はまずはレンタルスペース投資から始めてみるのも良いかもしれません。
ブログでは、私のレンタルスペース投資の日々の記録をみなさまにお伝え出来ればと思います。
是非覗いてみて下さい。
実践的なレンタルスペース投資マニュアルも解説しています。